時代のニーズに応える企業 オージェック
インタビュアー:
オージェック起業前は伊藤忠商事に長くいらしたそうですが、何故退職されたのですか?
小野社長
良い大学を卒業して、一流企業に定年まで勤める。それが私たちの年代の「良い人生の図」でした。ほとんどの人がそう考えていたと思います。もちろん、私もその一人でした。ところが、その考えは台湾で仕事をして、いろいろな人に会ううちに変わりましたね。
よく「何故、小野さんみたいな人が何十年も同じ企業に勤めているのか」と質問されたんですね。台湾では能力のある人間は企業に勤めるのではなく、独立するという考え方があるんです。
海外の考え方に触れて、私の中で何かが変わりました。日本にいたころから独立の希望はあったのですが、ここで大きくなりましたね。そのときですね、丁度友人から有機EL材料販売の日本代理店をやってみないかという声が掛かって。一念発起、独立したというわけです。有機ELから始めた会社ですが、今ではタッチパネル、そしてLED照明など、様々な製品を取り扱っています。
独立に際して不安はありませんでしたか?
小野社長
ないと言えば嘘になりますが、確信はありました。伊藤忠時代に培った人脈と経験、海外サイドの充実したフォロー体制、そしてこれからニーズが高まってくるLED照明という商材。これだけ揃っていれば、いけるだろうと。
貴重なお話、ありがとうございました。それでは最後に、LED照明の展望についてお聞かせください。
小野社長
電球、蛍光灯、ハロゲンランプなど、様々な照明がありますが、まず間違いなく、これらはLED照明に替わるでしょう。旧照明の生産を打ち止めてLED照明の生産・開発にあたる大企業もあるくらいです。確かに、今はLED照明の価格は非常に高いですが、いずれは下がっていくでしょう。
時代はエネルギーの大量消費から、未来のことを考えて限りある資源を大切にするところまできています。LED照明は時代のニーズに適った商材だと言えますね。
私たちは時代のニーズを読み、常にお客様のご要望にお応えできる企業でありたいと考えています。これからも何卒、宜しくお願いいたします。




